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特集 · Craft · Kyūshū

別府竹細工

Beppu Bamboo
湯治の籠が、芸術になった。日本一の温泉地で手で編まれる竹。
別府竹細工

湯の町の竹。別府で手で編まれる真竹——湯治客の籠から人間国宝の芸術まで。大分唯一の伝統的工芸品。

別府は日本一の温泉地で、覚えているかぎりずっと、竹を編んできた。竹は真竹。大分は、その真竹を日本のどこよりも多く育てる土地だ。

江戸のころ、別府の湯に浸かりに来た人々は、滞在のあいだ竹の籠やざるを使い、土産に持ち帰った。湯治の道具が土産になり、やがて産業になった。

技は「編組(へんそ)」——竹を細いひごに割き、すべて手で編む。基本の編みは八つ、組み合わせれば二百を超える文様が生まれる。いまも温泉の蒸気のなかで竹を曲げ、仕上げる工房がある。

二十世紀、安い樹脂が暮らしの籠を消えかけさせた。かわりに竹は登った——一九六七年、別府の作り手が竹工芸ではじめての人間国宝になり、一九七九年、大分が唯一国に守る工芸となった。竹工芸を教える日本でただひとつの公立校も、この町にある。

見る・触れる
別府市竹細工伝統産業会館では、古い台所籠から人間国宝の作品まで見られ、予約すれば竹鈴や花籠を自分で編む体験もできる(ショップ&カフェ併設)。同じ町に、日本で唯一の公立の竹工芸訓練校がある。

買う
会館のショップ、別府駅構内のクラフトショップ、町なかの専門店で手に入り、その市場はいま海外にも広がっている。(当媒体は何も売りません。ここは竹のある場所の案内です。)

行くための情報

別府市竹細工伝統産業会館

場所別府市竹細工伝統産業会館(大分県別府市)
時季通年/編み体験は要予約
アクセス別府ICから車5分/JR別府駅からバス

買う ・ 作り手

この土地で買える店・作り手を、確かめたところから順にここへ載せていきます。

掲載情報は公式の記載に基づきます(確認日: 2026年7月7日)。日程・内容は変更される場合があります。おでかけ前に公式の最新情報をご確認ください。

Edo

湯治客が竹籠を土産に持ち帰り、産業に。

1967

別府の作り手が竹工芸初の人間国宝に。

1979

伝統的工芸品に指定(大分唯一)。

出典・参考 Beppu Bamboo — Ōita official tourism (visit-oita) · Beppu Takezaiku — KOGEI JAPAN · Beppu City Bamboo Crafts Center (official)